格安SIMの料金プランなどを調べているとデータ通信は当然ですが音声通話やSMSの有無があります。
SMSはショートメッセージサービスのことで、いわゆるショートメールなどと呼ばれていたものです。
日本ではキャリア間で送信できなかったり絵文字がバラバラなど紆余曲折ありましたが現在はほぼ共通と言えるかと思います。
SMSはe-mailアドレス宛ではなく携帯電話番号宛にメッセージを送信するサービスです。
相手のメールアドレスを知らなくても携帯電話番号を知っていれば送信できます。
またe-mailのようにインターネットを経由しないので携帯電話のモバイルデータ通信がオフの状態でも送受信できます。
ただしショートメッセージ、と言われているように基本的に短文で画像などの添付はできません。
また一通あたりの送信に3円程度からの料金がかかることがほとんどです。
各社ごとに料金は異なりますが基本的にパケット通信料に含まれないためe-mailやLINEなどのインターネット通信を利用したメールやメッセージサービスと比較すると高額と言えます。
最近ではインターネットのサービスなどを利用する際の二段階認証や本人確認によく利用されています。
インターネットでログインするだけでなく、本人の携帯電話番号にSMSでPIN(個人識別番号)やワンタイムパスワードを送信し、その情報をインターネットで入力することで確実に本人が利用していることを確認する、という使い方です。
現在は様々なメッセージサービスが存在するため一般的な会話や連絡などでのSMSの利用は少なくなっていますが、インターネットが利用できなくても携帯電話番号宛に送信できる、ということで緊急時や本人確認など重要な連絡にはまだまだ利用する機会がありそうです。